【メリット・デメリット】ウォーターサーバーは必要か?

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ウォーターサーバーは必要ないと考えていた私が5年以上使い続けている理由を紹介します!

最近、徐々に浸透し始めているウォーターサーバー。
そろそろ気になり始めている方も多いのではないでしょうか?
ただ、現状ウォーターサーバーなんかなくても不自由なく暮らせているのに、なんでこんなものが必要なのかわからない、というのが本音だと思います。
その気持ち、とてもよくわかります。
今でこそうちにはウォーターサーバーを置いていますが、私も昔は、自宅にしかも水ごときにこんな大層な装置は必要ない!と考えていました。

そこで今回は、ペットボトルの水すら買わなかった私がウォーターサーバーの利用を検討し始めたきっかけと、その時に整理したメリット・デメリットをまとめてみましたので、どうしようか迷っている方は、是非めを通していただきたいです。こうやって書きだしてあるものを冷静に見てみると気が付くこともあると思いますよ!

また、最後にはおすすめのウォーターサーバーの紹介もしていますので、設置しようかと思った方はそちらも参考にしてみてください!


ウォーターサーバーのメリット

1.味が美味しい

みなさんは水を飲むとき、水道水から出てきたものをそのまま飲みますか?
そこに全く抵抗がない方には理解できない話かもしれませんが、私の場合、水道から出てきたお水をそのまま飲むのは少しだけ抵抗を感じます
勿論、日本のお水がとても安全なことは知っています
味においても、美味しくないかと言われると正直そこまでよくわかりません。
ただ単純に、どこを通ってきたかもわからない(勿論水道管の中ですが)お水をそのまま口にするのがちょっとばかり嫌なのです。
全く持って贅沢な価値観だとは自覚があるものの、日々の生活をストレスなく過ごすために、私は少なからず飲み物に対して別途お金を払っていました。
安いペットボトルのお茶やお水を探して買っていたのを覚えています。
つまり、水道水とペットボトルのお水は別ものという認識なのです。
私の周りに多いだけなのかもしれませんが、同じような考えの方は少なくないのではないでしょうか?

調べてみると、水道水には消毒の為に微量の塩素が含まれており、わずかなカルキ臭があるようです。
また、蛇口から出てくるまでの過程でついた金属臭を感じることもあるらしいので、多少は味にも違いはあるのかもしれません。
しかし、それらは本当に小さな違いですし、実際のところどれだけの人がその違いを見分けられるのか私は疑っています。
むしろここでは、「水道管を通ってきた」という事実が大きな問題なのではないでしょうか。
理屈では安心・安全なことが分かっていても生理的に受け付けなければ、やはりそれは確かなデメリットと言えると思います。少し贅沢ですが、仕方ありません。

そういう観点で考えると、ウォーターサーバーは口に入れる為のお水なわけですから、そういう方には重要な事実です。
「飲み水専用のお水」という価値が存在することはもはや認めざるを得ませんね。
さらに、メーカーさんによっては厳選した天然水を使用しているので、「美味しさ」という点でもしっかりとこだわることができます。
各地の天然水の中から自分に合った味わいを選べるのは、通にとっては嬉しいポイントの一つではないでしょうか?
メーカーさんによって、汲んでいる場所軟水硬水といった切り口で水質のブランディングをしているので、お水の味にこだわる方はそういう探し方をしてみると良いと思います!

2.清潔感がある

すみません。
上に引き続き水道水を悪く言っているみたいなのですが、強調すると日本のお水はいたって清潔でとても安全であることは知っています。
これはもうただのイメージなんです。
水道管や貯水タンクって本当にきれいなの?みたいな不安がぬぐい切れない私みたいな人間は、水道水をそのまま飲むことに抵抗を感じてしまうのです。
それが良いことなのかはさておき、ウォーターサーバーならそういった方の不安を取り除くことができるのではないでしょうか。
定期的に新しい水に取り換えますし、なにより自分が管理できる範囲の設備なので目に見えて飲み水としての安心感を得ることができます。
「清潔」ではなくて「清潔であることを確認できる」点において大きなメリットになるのではないかなと考えましたのでこちらに加えさせていただきます。

3.冷蔵庫での保管が不要

これは人によるとは思いますが、私の場合、飲み水は絶対に冷やしておきたいと考えています。
なので、お茶を買っている時も必ず冷蔵庫で冷やしていました。
ただ、そうなると厄介なことが2つあります。

まずはいちいち取りに行くのが面倒臭いという点です。
夜ちょっと喉が渇いた時でも、毎回冷蔵庫に取りに行かなくてはなりません。
大した事ない作業なのですが、ついつい我慢していたんですよね…
枕元に冷蔵庫置こうかな…と本気で考えていました。

もう一点は、冷蔵庫のスペースを失うということ。
すぐには冷えないので、冷蔵庫にはほとんどの時間飲み物が入っており、その分が実質デッドスペースとなっていました。
しかも冷やしておきたいお茶は対外2ℓの大きいサイズだったので、一人暮らし用の小さな冷蔵庫にはなかなかの割合を埋めている状態でした。
こういったお悩みはウォーターサーバーがあれば全て解決するというわけです。

4.買いに行く手間がない

これは容易にイメージできることだとは思います。
水道水を飲み水としている方には関係のない話ですが、それ以外はなんらかの飲みものを近くのスーパーから買ってくる必要があります。
頻度の低いものならいいのですが、普段の飲み物用となればある程度短いスパンで買いに行くことになります。
ウォーターサーバーはお家まで届けてくれるので、自分で買いに行く必要がありません

5.緊急時の蓄えとしても利用可能

ちょっと無理矢理にはなりますが、タンク式のウォーターサーバーを契約すると、定期的にお水が届くシステムなので、10ℓ程度のお水のタンクが常時1~2本くらいお家にある状態になります。
もちろんこれは自分でペットボトルのお水を買って保管している方にも同じことが言えるので、ウォーターサーバーに限ったメリットではありません。
強いて言えば、災害時などに慌ててスーパーへお水を買いに行く必要がない分安心感はあるのではないでしょうか。

ウォーターサーバーのデメリット

1.お金がかかる

ここに引っかかっている方が多いのではないでしょうか。
扱っている会社によって多少金額は選べるとしても、余分にお金がかかっていることには変わりありません。
月々約3000円~5000円くらいは大体必要になります。
水道水と比較するのはあまり意味がないので、一旦自分でお水やお茶を買っているパターンと比較すると下記のようになります。

【1人当たり/月々の飲み物代】
・ペットボトル:80円×15本1,200円
・ウォーターサーバー:1,890円×2,5本約4,700円(4725円)
比較:3,500円増/月

大体を掴んでいただくことが目的なのでかなりざっくりとした計算ですが、ウォーターサーバーを導入した際の出費がなんとなくイメージできたのではないでしょうか。
一応詳細を説明します。
まず、前提とした条件は下記です。
①1日に使用する水の量は1ℓ
②ペットボトルの金額は2ℓで80円
③ウォーターサーバーは平均よりも少し安い1本(12ℓ)あたり1,890円

これはあくまでも私が設けた仮の基準なので、ご自分の状況に合わせて計算しなおしてもらえれば良いかと思います。
参考までに付け加えると、私が実際にウォーターサーバーを利用している感覚だと月々2本あれば充分です。
今回は考えやすくするために1日1ℓとしましたが、実際はそんなに飲まないのかもしれません。
なので、差額ももう少し少ない金額になるとは思うので、あくまでも参考程度にお考えください!

2.設置する場所が必要

これももう一つの課題になるかと思います。
自由な場所で美味しいお水が楽しめる反面、その為の場所を確保する必要があります
しかも、まあまあ大きいし重いんですよね…
ですので、自宅にスペースを空けられそうな方じゃないと物理的に設置は難しいとお考えください。
ちなみに、縦幅のサイズは選べることが多いですので、それに関しては選ぶ余地ありです!

3.音がうるさい

もしかすると私が寝室に置いているから気になるのかもしれませんが、設置場所として少なくはないと思いますので、デメリットに入れさせていただきます。
ただし、夜の静かな空間でなければさほど気になる騒音ではありません。
最近は音が小さいことをウリにしているメーカーさんもあるので、大きなデメリットと感じる方でしたらそういった探し方をしてみるとよいと思います!
感覚としては冷蔵庫の3分の1くらいの騒音です。

4.取り換えが大変

タンク式の場合、1タンク約10㎏ほどありますし、取付位置が上にある場合が多いので、一瞬ですがそこそこ負荷がかかる作業です。
女性お年寄りといった単純に力が弱い方はもちろんですが、他にも腰を痛めているなど身体に不調がある方にとっても無視できない課題かと思います。
ただし、タンク式ではなく水道直下型のものなら関係ないし、メーカーさんによっては取り付け箇所を下にしていたりしているので、自分に合うものを選べば解消する問題でもあります。
とはいえ、飲み水を買っている場合だって毎回重たいペットボトルをスーパーから家まで運んでいるわけですから、むしろ楽になってはいますよね。

5.受け取りが面倒

そんなことすら不満に思うのかと思うかもしれませんが、欲が出てくるのが人間というもの。
実際に生活に取り入れてみると意外に面倒に感じてしまうと思います。
注文量は毎月変えられますが、タイミングを逃したりすると多く届きすぎてしまうこともありますし、○日に届くからこの日は家にいないといけない…みたいなことを考えなければならないので、そういう管理が好きじゃない方にとっては負担になるかもしれません。
ただし、単発ひと月なら注文をパスできるようなシステムになっていることが多いので、1回の注文を多くして受け取りの回数を減らすことができます。
また、メーカーさんによってはアプリで簡単に管理できたり、受け取らなくても玄関に置いておいてくれたりと様々なので、選ぶ時の参考程度に考えて貰えればいいのではないかと思います。

6.引っ越しが面倒

その時になってみないと意外と気が付かないのがこちら。
引っ越しの時は電気ガス水道に加えてインターネットのことなど色々やることがありますよね。
その中にウォーターサーバーのことも加えなければなりません。
継続するにしても解約するにしても連絡は必要ですし、もしかしたら新しい住所で利用ができないかもしれません。
引っ越しなんてそうそうないとは思いますが、仕事柄定期的に引っ越しが必要となるような方はその場合にどういう手続きが必要なのかくらいは契約前に確認しておいた方が良いと思います!

ウォーターサーバーの種類

ウォーターサーバーの種類は、ボトル型水道直結型の大きく2つに分けられます。
おそらくイメージしやすいのはよくあるボトル型だと思います。
こちらは取り換えこそ大変ですが、お水の味や質にこだわっているメーカーさんが多いので、お水の味わいにこだわりがある方におすすめのタイプです。

それに対して水道直結型とは、水道水を高度な装置で再浄化することで、水道水特有のカルキ臭金属臭を取り除くタイプのことです。
え?それってよくある水道水の浄化機と何が違うの?と思う方もいらっしゃるかと思います。
正直に言って私もそう思っていましたが、簡易的なものとは全く違うようです。
自宅における超高度な浄水器だと考えていただければ良いかと思います。
また、美味しい冷水温水が好きな場所で楽しめるといったウォーターサーバーならではの利点を兼ね備えているので、そういう点では一歩進んだタイプとも言えます。
しかも意外と大変なボトル交換が不要で価格もリーズナブルなので、細かいことを気にしない方にはメリットの大きいタイプだと思います。

重視する点によってどちらにもメリットがあると思いますので、それぞれの特徴をまとめてみました。
簡単にではありますが、参考にしてみてください!

価格メンテナンス注意点
タンク式・2,000円程度~/本
※1本あたり10ℓ前後
※一人だと月に
 4,000円程度
・補給場所や水質から
 選択可能
・1年に1回程度
(無料のことが多い)
・注文毎に受け取りが必要
・交換が大変
・ゴミが発生する
水道直下型・3,000円程度~/月
※+水道代
・水道水
(フィルターで浄化)
・半年~1年程度
(無料のことが多い)
・フェイルターの交換が
 必要(メンテナンス)
※メーカーさんによって様々です。あくまでも参考までにご覧ください。

おすすめする理由

◎自分に合わせた取り入れ方で
より豊かな生活を

私は現在ウォーターサーバーを活用しており、それに対して大変満足しています。
美味しくて冷たいお水が手軽に味わえますし、何気にスタイリッシュな本体がインテリアとして存在してくれています。
ただ前述したようにデメリットがあるのも事実です。
より良い生活を手に入れる為に必要なのは、こういった新しい技術の自分に必要な部分だけを取り入れて上手に付き合っていくことだと思います。
その一例として、私がウォーターサーバーをどのように活用しているかを紹介しますので、自分だったらどうするかをイメージしてみてください!

まず前提として、私は普段口にする飲み物に対して下記のようなこだわりがあります。
・水道水をそのまま飲みたくない
・飲みものは冷やして飲みたい

続いて、私がそれまで気になっていたことが下記になります。
・買いに行くのが面倒
・冷蔵庫のスペースを空けたい
・冷蔵庫まで取りに行くのが面倒

こんな私にはウォーターサーバーを設置するメリットは大きいと思うのですが、経済的な部分だけが私にとって大きなデメリットでした。
水分は必要なものですし大した額ではないのですが、それまで飲み物にかけていた金額が倍以上になるのでやっぱり勿体ない感じがしますよね。

そこで、私は冷たい飲み水専用機として使用することにしました。
実は私、水道水をそのまま飲むのには抵抗があるものの、沸かしたお湯なら平気なのです。
なので、暖かいお茶やコーヒーには沸かした水道水を、シンプルな飲み水にはウォーターサーバーのお水をといったように使い分けることを決めました。

水道水を沸かす  ➡コーヒーやお茶などの温かい飲み物
ウォーターサーバー➡冷水、もしくはカルピスなどのドリンク

そのようにして3年以上は飲み水としてのみ利用してきていますが、断然生活は豊かになりましたし、月々の支払いもそこまで負担にならない程度に抑えられています。
また、出社している場合は会社でも水分を取るので、意外と家での消費は少なく、月に10~15リットル程度に抑えることができます。
結果として月々の出費は大体2,000円程度、という感覚です。
これならそれまでの不満が解消されることを考えれば、多少増えた出費も許容範囲と思えるので、現在まで継続しているというわけです。

いかがでしょうか?
このように、自分が気になる部分だけを補わせることで引っかかっているデメリットを解消することができます。
ご利用を悩まれている方は、是非一度取り入れた場合の生活をイメージしてみてください。
設置するにせよしないにせよ、なにか発見があるはずですよ!

メーカー紹介

最後に、私が知ら範囲にはなりますが、おすすめできるメーカーさんを紹介します。
上でも述べている通り、人によって重視することも異なってくるので最終的には自分で調べてみる方がより良いとは思いますが、調べる時間がない方やどんなものを選んだらいいかわからない方は是非参考にしてみてください。
なるべくジャンルの違うタイプを紹介していきます!

【水道水直下型】

Every frecious

なによりも価格を重視したい方におすすめなのがこちらです。
水道水直結型の時点で価格が抑えられることが多いですが、私が調べた中ではこちらが一番コストを抑えられそうでしたので選びました。
それだけでなくクオリティもしっかりこだわっていますし、半年に一回は交換用の浄化フィルターが送られてくるので、品質の維持という面でも安心して利用できそうだなと感じました。
本体のデザインもスタイリッシュで格好いいので、どんな場所に置いてもお部屋の中の景観を損なうということはなさそうです。
特別なことがないにせよ、バランスが良くてコスパの良い選択肢だと思います!

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Aqua Bank

水道直結型ならこれ、というくらい有名どころです。
業界販売数一位の実績を持っているので、とりあえずこちらを選んでおけば安心!という存在です。
ウォーターサーバーのメーカーは聞き慣れないところが多いですし、正直信頼して大丈夫なんだろうか…と不安になりますよね。
そういった点では、日本で一番利用している方が多いAqua Bankさんのウォーターサーバーなら、安心してご利用いただけるのではないでしょうか。

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【ボトル式】

①どこよりもwater

私が調べたボトル式のウォーターサーバーの中では、月々の使用料金が一番低いのがこちらでした。
1本1,890円2本~の注文なので、ひと月の最低ラインとしては3,780円ということになります。
ただし、1カ月分だけ注文をパスすることが可能なので、注文をひと月ごとにするようにすれば実質月々1,890円~で利用することも可能ということです。
コスト面だけでなく、お水の種類も3種類から好きなものを選べたり見た目もスタイリッシュだったりと品質も面でも満足できる内容でしたので、第一候補として選びました。
残念ながら私が今利用しているのは違うメーカーさんですが、水質はそこそこでコスパを重視したい私がもし新しく契約するならこちらを選んでいたと思います!

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LOHA Style

お水の質についてこだわりたい方にはこちらがおすすめです。
こちらのお水の水源はなんとあの富士山
ついにお家で富士山のお水を飲む時代になったか…という感じですよね。
富士山のお水には様々な成分が含まれている為健康美容を意識されている方にはピッタリだと思います。
若干コストはかかるものの、価格が低いものと比較しているのでそう感じるだけなので、少しお水の内容にもこだわりたいなという方は選択肢の一つとして考えても良いのではないでしょうか。
本体も洗練されたデザインで格好いいので、そういった面でも他のご家庭と差別化できるかもしれませんね。

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